メガネ男子は、告白してOKもらった夏休みばかり妄想する。拙い英語であえて書くと、「generateと imagine」だろうか。
かなり強引だが、無理矢理ビジネスの問題解決のキーワードとして、「実践と仮説」と読み替えることもできなくもないと考えている。 仮説のやり方は色々あるが、法律や重力に基づかない建築デザインはそもそも人が住めないので意味がないのと同様に、課題や解決のためのアプローチが具体的で現実的でない妄想は、あまり意味がないだろう。 例えば、クラスで好きな女の子と付き合ったら?ということを考えてみる。 単に憧れて遠くから見つめるだけではなく、夏休みまでに告白して、青春の1ページをカラフルに塗りつぶしたい!と考える年頃の男子なら、どう想像するだろうか? (かっての自分のようにw)好きな女子に告白して、O Kをもらった場合とだめだった場合を毎日妄想して、OKをもらった場合ばかり考えて悶えた果てに、焦って告白、玉砕するかもしれない(笑)まあ、それも経験としてはいいだろう。 しかし、もしビジネスマン男子(そんな奴おるかw)であれば、告白までの期間に以下を検討しなくてはならない。
元々の、充実した青春の1ページを過ごすためには、恋愛だけでなくこの時間でしか味わえない大事なものや体験があることも事実だ。夏休み前というキーワードに踊らされ、女子に妄想を膨らます冷静さを欠いた中学生男子では難しいかもしれないが、仮説を適正に組み立てていれば、そうした気付きが得られることも少なくない。 そうすることで、もし告白に失敗しても、延々と後悔に暮れる夏休みだけではなく、ちょっとのショックを抱えながらも、別の充実した時間を過ごすことができ、若さゆえの立ち直りの速さで新しい何かを見つけ出すかもしれない。 いうまでもなく、ビジネスマンにとって本来の目的が創造であるならば、それに先立つ想像ではきちっと仮説を組み立てておく必要がある。実践においては、不足の事態に備えて即断即決が求められ、良策であってもそのタイミングが最も重要なことを経験から学んだ。 子供の時に、妄想することの楽しさを覚え、やがて機械や道具などモノ作りへの憧れからデザイナーを目指し、結果として、UXや事業のコンサルタントになっている。今でも不思議に覚えているのは、気が小さく、何でも気にして考えすぎと言われた子供時代、それでもやめることなく、それ以上に考えるんだ!と、なんでもいいからと気になる言葉を思い出し、手当たり次第に百科事典で検索して何時間も読み漁った経験は、いよいよアラカンの自分に取って非常に貴重な出来事と思える。 知識といっても、素朴な疑問を説くだけ、何か理屈がわかることにだけに集中し、蓄えた知識を使って回答することに興味がなかったのでテストは苦手、なので勉強は頑張ってもせいぜい平均点。いつも中途半端な気持ちで取り組んでいた。 ひょんなことから25年近く過ごした、巨人ITや大手コンサルファームでは、学歴も知識も圧倒的で宇宙人のようなインテリとたくさん付き合うことができ、ビジネスマンとして知識も考えることの大事さも、その過程の価値も少しわかってきた。 想像力は創造力を培う、唯一無二の自分だけの世界観であり、無限に広がる仮想空間である。宇宙をこえ時空を超えることが可能でいつでも起動可能でどこへでも持ち運び可能であり、アルコールでの思わぬ加速もありコスパは最高だ(笑)
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サラリーマンからビジネスマンへ 「もらう人から起こす人へ」HOW TO / KNOW HOW
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7 月 2021
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